健康コラム

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インプラントってなに?

汐田総合病院 歯科 小林真理子医師
歯学博士・日本口腔インプラント学会専門医 ITISCCo-Director

立春を過ぎても春とは名ばかりで、厳しい寒さは身に沁みます。冬を健康に過ごすためにも食生活は重要ですね。豊かで楽しい食生活を営むためには、しっかり噛めて会話が弾む「美しい歯」を持つ事が大切です。でも、虫歯や歯周病がすすみ、結果、歯を失うと、食事やお喋りも苦になるものです。そこで「インプラント」をご紹介したいと思います。インプラント治療は歯を失った人に『噛み合わせを再び作る治療法』のひとつです。

 例えば症例1の写真をご覧下さい。この方は前歯を1本失いました。そこにインプラントを入れて治療しています。となりの歯を削るダメージも受けません。歯の形態や色調も自然ですね。症例2の患者さんは、歯周病で前歯がグラグラでした。抜歯をすると上顎は1本も歯が無くなってしまいます。この場合、治療の選択肢は総入れ歯かインプラントなのですが、患者さんは入れ歯より固定された歯を望み、インプラントでしっかりとした歯を入れました。治療終了してから7年ほど経過していますが、現在も綺麗に使っていらしゃいます。

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 インプラント治療は、十分な科学的根拠を持った予後の見通しの高い診療方法と言われ、その適応は広く1本欠損から一本も歯が無い方まで、また様式も固定式の差し歯タイプや、入れ歯のサポートタイプなど様々です。しかし残念ながら本治療法が不可能な方もいます。ですから是非、歯科医にご予約ご相談下さい。汐田総合病院の歯科では、日本口腔インプラント学会の専門医や口腔外科医といった専門の歯科医師が、皆様のご質問にお答えし、あなたの笑顔をサポートしています。歯のある喜びを実感して下さい。

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