健康コラム
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もしかして5月病!?(その2)
うしおだ診療所精神科医師 小川 雄史
5月病にならないための10ヶ条(その2)
前月でお知らせしましたように、5月病にならないための10ヶ条のその2を掲載します。
その5:規則正しい生活をする
不規則な生活リズムは体調を崩す元。体調がイマイチだと前向きな思考にならず、どうしてもネガティブな考えばかりが浮かんでしまいます。
その6:食生活に気をつける
新しい環境に焦りを感じて自分自身や周囲にイライラを感じることが多いこの時期。イライラを防ぐカルシウムやビタミンC、疲労回復に欠かせないビタミンBをとるなどして、ストレスに負けない体を作りましょう。
その7:睡眠を十分にとる
脳みそに十分な休息を与えることが、5月病対策になります。睡眠不足は脳だけでなく、免疫力の低下を引き起こし、頭痛・めまい・下痢といった身体症状にもつながります。
その8:気分転換する
気分が滅入っている時は、行動を起こすのがおっくうになるのはよく分かります。でも、滅入った気分を抱え込んでしまうと、どんどん気分が滅入るだけ。思い切って、気持ちを切り替えるためにも散歩をしたり好きなことをしたり、気分転換してみましょう。スポーツをして適度な疲労感を得ると、質の良い睡眠につながります。
その9:自分の時間を確保する
5月病になるということは、新しい環境や仕事、人間関係に適応しようと頑張っている証でもあります。そんな自分を褒めてあげるため、「自分の時間」を確保しましょう。どんなことがうまくいったのかを振り返ると共に、どんなことが空回りに終わったのかを知ることで、新たな目標を持って一歩を踏み出せるはずです。
その10:不必要なプライドを捨てる
新しい環境、新しい仕事を体験し、自分にできないことがたくさんあることを知る機会が多いこの時期。「自分はこんなはずじゃない」とプライドを傷付けられることもあるでしょう。そんな時は、自分を振り返る良いチャンスと思い、自分が背負っている不要な荷物をおろしてみましょう。
ストレスをためずに気分転換を図りながら生活していきましょう。