院長あいさつ-外来機能を変更します。(

外来機能を変更します。(2024年10月08日) 

 汐田総合病院には毎日300名以上の方が外来受診されています。地域で暮らす方がかかりつけ医療機関として当院をご利用いただき、健康や医療についてともに考えていくパートナーとなって頂けることは大変ありがたいことと思っています。このホームページにも総合病院の中にあるかかりつけ外来としてのご利用を呼びかけていた時期もありました。
 しかし、令和3年5月に「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律」(令和3年法律第49号)が成立・公布され、令和6年10月1日から医療機関等情報支援システム(G-MIS)による外来機能報告制度が開始されました。厚生労働省が定める第8次医療計画でも、いわゆるかかりつけ機能はクリニックや一般床200床未満の病院にゆだね、一般床200床以上の病院は救急や入院前後の外来管理、高度な医療機器を利用した検査など病院でしかできない外来診療に専念することが求められています。これに対する対応として、敷地内のうしおだ在宅クリニックを総合ケアセンタービル4階から1階に移し、外来診察室を拡充すべく工事を行っています。2025年1月からはうしおだ在宅クリニックのかかりつけ機能を強化し、汐田総合病院の外来は救急や専門外来、高度医療機器を用いた検査などに集約し、外来機能を変更します。診療科については皮膚科と小児科はうしおだ在宅クリニックへの移転となります。
 うしおだ在宅クリニックのリニューアルオープンは2025年1月4日ですが、これからは「かかりつけ機能はうしおだ在宅クリニック」「救急、入院、検査、健診は汐田総合病院」を合言葉に矢向地域の2つの拠点の機能に応じたご利用をお願いいたします。