うしおだグループの認知症の取り組み

1.ものわすれ外来

「最近もの忘れが気になる」と感じ、「認知症かもしれない」と考える方は多いかもしれません。しかし、「もの忘れ」は認知症だけに見られる症状ではありません。様々な原因が考えられるので、自己判断せずに病院で検査を受けるのが望ましいです。当院では、もの忘れが年齢に伴う通常のものなのか、対処・治療を必要とする認知症あるいはその前段階なのかを総合的に判断します。

また、認知症の進行を遅らせたり、様々な症状への対応について治療・相談を行ったりしています。

もの忘れ外来のお知らせ

  • 日時:
    ・毎週火曜日
    ・午後2時から午後5時まで
  • 予約について:
    ・予約制です。
    ・予約受付時間は以下の通りです:
     月曜日と土曜日: 午前12時から12時50分
     火曜日から金曜日: 午前12時から12時50分、午後4時から4時50分

2.認知症カフェ「はなみずき」

2015年12月から汐田総合病院2階の「ラウンジぴゅあ」を会場に月に一回認知症カフェを開催しています。

■病院の食堂がみんなのカフェになりますimage

明るい雰囲気の中、参加者同士が無料のコーヒーやお菓子を食べながら開催しています。もの忘れでお困りの方、ご家族、友人、地域の方、専門職の方、支えたい方など、どなたでも参加できます。認知症の理解と備えを深めて、共感し合える場所、それが「認知症カフェ」です。

【メモリーカフェはなみずき】
日時:毎月第2木曜日 14時~16時
場所:汐田総合病院2階ラウンジぴゅあ
費用:無料
問い合わせ:045-574-1011(代表)

実際、毎回参加するメンバーはいろいろです。認知症の人や家族が、住民や専門職と相互に情報共有し、理解し合うことを目的としています。希望があれば、予約制で各専門職に個別相談することもできます。
医療保険や介護保険制度に基づかず、インフォーマルな(形式ばらない)「場」があることが、住み慣れたまちづくりで安心して歳をとり、豊かな晩年を過ごせることにつながればいいと思います。

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3.認知症サポーター養成講座

当院が最も力を入れている活動の一つに「認知症サポーター養成講座」があります。以前から、共同組織である友の会を中心に地道にとりくまれてきましたが、最近では、町内会や老人会の方、キッズクラブや他の介護事業所の方などを対象に多数開催しています。これからも多くの地域の方や事業者の方「認知症サポーター」になっていただき、認知症になっても住みよいまちづくりを一緒にすすめていただければと願っています。

講座は約90分くらいで、所定のテキストに沿って説明を行い、寸劇やDVDなども盛り込んで進行します。

.もの忘れが気になったら見る うしおだグループ情報ガイド

その「もの忘れ」気になりませんか?
もしかしたら・・
それは認知症かもしれません。
気になるという方も、すでに医療や介護を受けている方も、利用できるサービスがあります。