栄養科

職場の紹介

栄養科では、『安全でおいしい食事の提供』『適切な栄養管理の実施』を目標に、知識の向上、研究に取り組んでいます。

入院中の食事

●ニュークックチルシステム

当院では、『安全でおいしい食事』を提供するために、2007年より給食がセンター化(かながわセントラルキッチンから配送)され、同時に「ニュークックチルシステム」が導入されました。

ニュークックチルシステム「ニュークックチルシステム」とは、加熱調理後、急速冷却し、低温(チルド)で保存された料理が、セントラルキッチンから病院に配送されます。配送された食事は、低温のまま盛付け、再加熱カート(配膳車)の中で温かい料理は温められ、冷たい料理は冷たい状態で提供されます。このように、加熱→冷却→低温管理→再加熱の調理工程をいい、徹底された衛生管理の他、調理後に冷却する事で食材に味がしみ込み、同じ塩分量でもしっかりした味付けに仕上げる事が出来ます。

●食事の種類

病院の食事は「一般食」と「治療食」に分けられ、年齢や病状などに応じた適切な食事が提供されます。また、咀嚼・嚥下機能、安静度に応じて、食べやすい食事形態に配慮した食事の提供や、食欲低下などで喫食量が少ない方へは管理栄養士、調理師がベッドサイドへ訪問し、嗜好に合わせた個別対応の食事も提供しています。

栄養管理

管理栄養士が入院患者様の、必要栄養量の算出、喫食量、栄養状態を把握し、身体状況や病態に応じた栄養管理を行っています。

チーム医療

栄養サポートチーム(NST)の一員として、他の医療スタッフと連携し、栄養状態の維持・改善を図り、治療効果の向上に向けて活動しています。

このほか褥創、緩和ケア、生活習慣病対策、感染チームなどにも参加しています。

栄養相談

栄養相談●入院栄養指導

食事療法を必要とされている患者様に個別で栄養相談を行っています。

●外来栄養指導

医師の指示により月曜日~土曜日の10時から(※火曜日のみ午後あり)予約制で行っています。

対象疾患

・糖尿病 ・高血圧症 ・脂質異常症 ・腎臓病 ・肝臓病

・貧血 ・消化器術後 ・心臓病 ・痛風 ・高度肥満 ・嚥下障害

職場の体制

管理栄養士 6名、調理師 3名、盛付パート 10名、洗浄パート 9名

役職:係長 1名、調理主任 1名

各種認定資格

NST専門療法士 3名、運動指導士 1名、糖尿病療養指導士 1名